苦手克服!運動が苦手でも乗り越えて自信に繋がる運動あそび

 

運動が苦手な子どもたちも多いですよね。

運動が苦手で嫌いだから運動会も大嫌い。

そんな声も良くお聞きします。

 

運動が苦手、だけど音楽は得意だから大丈夫。のようにポジティブに考えられる子たちばかりだと、

何も心配はいらないのですが、

(もちろん私たちとしては運動を好きになってくれることが一番ですが、、、)

 

どうも現状はそうでないように感じています。

 

運動嫌いはダメかどうかはときより議論されていますが、

良い解決策は国では出されていませんよね

https://www.asahi.com/articles/ASK525CYPK52UTQP01H.html

 

誰かと比べるのではなく、子ども1人1人に着目し、

運動は嫌いではない。だけど、図工の方がもっと好きのように思えるようになってもらえたらと思います。

 

運動が苦手な子どもも運動あそびのスモールステップでできることを増やし、

自信に繋がった事例を2つご紹介したいと思います。

苦手を克服して自信をつけた事例①

教室に通っている子どものなかで鉄棒が苦手な子がいました。

鉄棒が苦手な子には、簡単な技からチャレンジしてもらいました。

苦手意識があるとそれをしたくないに繋がってきます。

 

人と比べて自分はできないとなるのは、子どもだけでなく保護者の方が不安に思うこともあります。

 

そこで、保護者の方には何かができるようになるには、

「個人差がある」ということを知ってもらうことが大切です。

 

子どもに「個人差がある」と伝えてもそれを理解してもらうのはとても難しいので、

子どもには苦手なこともまずは簡単な運動あそびからチャレンジして、

その楽しさを知ってもらうことが大切です。

 

その子は簡単な技をいくつかできるようになったことで、

「できる」という達成感を感じ、

苦手な鉄棒で何か1つでもできるようになることでその子にとっては、

大きな自信になり鉄棒が大好きになりました。

 

子どもにとって苦手なことはあると思いますが、

出来なくても諦めてしまわないように子どもとしっかり向き合いその物の楽しさを伝えてあげることが大切です。

 

楽しさがわかれば様々なことにチャレンジしたいという気持ちも芽生えます。

鉄棒ができるようになった子どもは、公園に行っても鉄棒の練習を頑張るようになったそうです。

 

運動あそびの中から楽しさ、達成感を感じることで、身体を動かすことが好きになります。

 

ある日、鉄棒が苦手だった子が「もうすぐ誕生日なんだ」と言ってきたので、

「誕生日プレゼント何を買ってもらうの?」と聞くと、

その子は「鉄棒を買ってもらうの。もっとたくさんの技ができるようになりたいんだ」と言っていました。

 

鉄棒が苦手だった子は、苦手を克服し、大好きで夢中な物になりました。

苦手なことを克服したことで、

何かできないことがあってもすぐに諦めず何でもチャレンジするようになりました。

苦手を克服して自信をつけた事例②

教室に通っている子どもでいつも引っ込み思案な子がいました。

家族の前では、口数も多く、あばれまわったりすることもあるようですが、

 

家以外の場所・学校では自信のなさに遠慮をしてしまうようでした。

教室も始めは入ってこれず、保護者の方に連れてきてもらっても

すぐに保護者の方のところに逃げていってしまいました。

自信のなさから、誰かと一緒にすることからも遠ざかっていました。

保護者の方とお話ししながら少しずつ輪の中に入ることを心掛けました。

鬼ごっこであれば、親子で参加できるようなものを

二人あそびであれば、まずは保護者の方と二人で組になってもらいました。

縄跳びであれば、保護者の方と一緒にジャンプを。

そして、入れたことをいっぱい褒める。

そうすることを重ねていくうちに、いつの間にか1人で輪の中に入れるようになりました。

教室の空間でみんなと一緒にできたことが自信に繋がったようです。

非常にゆっくりなペースでしたが、

まわりの保護者の方も、自分の子どもも通ってきた道なので、

口うるさく言う方はいらっしゃいません。

反対に、子ども1人1人ができるようになっていくことを一緒に楽しんでくれているように思います。

「今ではとってもやんちゃになったね」

 

「一緒に遊ぶようになりました」

と保護者の方同士での会話や、他の子どもの会話をすることもときよりあります。

 

小学生になり、子ども自身は、そんな時期もあったっけ?とぽかんとしており、

今では、新しく入ってきた子どもに、

自分から声をかけてくれている一面も見ることができるようになりました。

自分が乗り越えるのに苦労したからこそ、

他のお友達がそうであるときに、手を差し伸べることができる。

助けたことにより、また自分の自信にもつながる。

 

自分のできたももちろん自信に繋がりますが、

応援した子ができるようになったも自分の存在価値を自分で認め、自信に繋がります。

 


 

保護者の方はどうしても、

苦手なことがあると、すぐに直したくなるものです。

 

もともと苦手なことにやる気を出せるほど子どもたちは大人ではありません。

もちろん、無理やりだと苦手が嫌いになり、一生したくないと思ってしまいます。

また、叱られることも嫌いの原因です。

 

暗いこと、ストレスが溜まることは、大人になっても避けたいですよね。

大人になると受け流すすべを経験しているので、上手にかわすことができますが、

子どもたちには難しいものです。

 

叱られることで、自分はダメな子どもと思い込んでしまう子どももいます。

このような悪い流れをつくらないように、

運動あそびという楽しめることをたくさんしてもらうこと、

そしてそこに寄り添うことで、自己肯定感を育むことを意識しています。

 

苦手なことは避けるのではなく、

大切なことは、いかにその子どもたちが楽しくできるかで良い流れをつくっていきたいと思います。

 

私たちは運動あそびで、その良い流れをつくっていきます。